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H20年9月29日〜10月5日間、テキサスA&M大学獣医外科実習セミナーに参加した
胡谷院長の旅レポートです。 |
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9月29日(月)いよいよ出発。
関空からの直行便がないため、東京まで新幹線で行き、15:55成田空港より ヒューストン空港へ。
時差が14時間在るため、到着すると、まだ29日の13:55。
もう一度半日やり直す感覚。ホテルで小休憩した後、明日からは、勉強三昧なので、NASA宇宙センターへ観光へ行こうと考えたが、時間もう遅し。ここから、タクシーを飛ばしても閉館まで30分しかないので泣く泣く宇宙センター観光をあきらめ、町を軽くランニングする。
テキサスという町は、イメージと違って道もだだっ広く車も大量に走っている。のんびり、田舎道をランニングできるかと思っていたのに、ちょっと残念。 |
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明日より、講義が始まる。緊張と興奮と時差ボケもあって一睡もできないまま、9月30日(火) 朝6:00よりGulf Coast Veterinary Specialists病院視察。
その後、睡魔と闘いながら、
<Dr.Brian Bealeによる講義>
・GCVS病院における整形外科手術の多い症例について。
・TPLOの外科手術について。
・テキサスA&M大学獣医科病院視察
カレッジステーションにて宿泊 |
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10月1日(水)
朝7時半、カレッジステーションに宿泊しているというのに、ここからバスで30分かけてセミナー会場へ。
日本とは大学の規模が全く違う。
まるで大学がひとつの市のようだ。
・猫の心筋症の診断と治療
・犬の弁疾患と拡張型心筋症の診断
・心エコー検査:テクニックと臨床応用の実習が15分だけの
休憩をはさんで、4時間ぶっとおし。
昨晩も睡眠時間が数時間なので、かなりダメージがきている。
カレッジステーションにて宿泊 |
10月2日(木)
朝8時よりセミナー開始
・頚椎の外科手術
・Wobbler's症候群の外科手術
・胸腰椎の外科手術
・犬と猫の脊椎腫瘍
・馬尾症候群の外科手術
・脳に対する外科的アプローチ
カレッジステーションにて宿泊
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10月3日(金)
昨晩もほとんど眠れないまま、朝8時よりセミナー開始。
最後の実習でもあり、一番やりたかったことなので、気合いはみなぎっている。
・脊椎の外科手術1
(片側椎弓切除術、背側椎弓切除術、硬膜切開術)
・脊椎の外科手術2
(ベントラルスロット・背側椎弓切除術・環軸固定術)
・脊椎と脳の外科手術 腰仙椎狭窄に対する背側椎弓切除術脳に対するアプローチ)
・脳の外科手術 吻側テント頭蓋切除術、横静脈洞の結紮 (吻側テントと後頭骨下アプローチ)、キアリ奇形の減圧術
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無事、セミナーを終了し、終了証書を授与される。
久々に、学生の気分を味わえたこの1週間だった。
お世話になった、Dr.フーバーとDr.バーグマンと一緒に。
カレッジステーションにて宿泊 |
10月5日(日)成田到着。
あれだけ眠れなかったのが、帰りの飛行機では熟睡。
やはり緊張もあったのかな。明日より、早速仕事再開。明日は、乳腺腫瘍の摘出術・子宮卵巣摘出術。
明日からのためにしっかり休息しよう。あっさりしたものが、食べたいなぁ。 |
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